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『見た目』.....、もちろんそれは教育学やリスニング指導 とは何の関わりもありません。しかしながら、良いデザインがテ
キストをより興味深いものにするという意味合いにおいて、関連 のあることなのです。興味を持てる教材は、学習者をその内容に
引き付けるのに役立ちます。
『Top-Up Listening』シリーズは、トップクオリティを誇る都内 のデザイン事務所のスタッフにより、専門的にデザインされまし
た。その品質は、テキストのどのページからもすぐに見て取れる ことと思います。
また私達は、大人が使うのに相応しい落ち着いたデザインになる よう企画しました。語学テキストは、往々にしてそのデザインを
フレンドリーなものにしようとするあまり、むしろ子供っぽいで きあがりになってしまうことがあります。私達のデザインのテー
マは、温かく、使い手の気持ちを引き付けるものでありながら、 しかし落ち着いたものであるということでした。そのテーマが、
テキストを御覧になった方々に伝わればと思います。
使用されているイラストは全て、手描きの後、オイルマーカーを 使用し、やはり手で色を入れたものです。少し値ははりますが、
この手法で描くことにより、より一層生き生きとしたイラストに なるのです。
上に述べたことはもちろん、先生方や学習者、あるいは指導法に とって重要なことではありません。ただ、この『Top-Up
Listening』シリーズの作成に際しては、『学習者を内容に引き付 ける』ことを目標としたデザインを実現するため、私達が些事な
詳細にいたるまでこだわり、莫大な時間と努力を注いだというこ とをここでお話ししたかったのです。
最後になりましたが、ちょっと気になるという方のために、この シリーズの表紙に使われている写
真についてお話ししたいと思い ます。これは、人の耳を実際に石膏で型どり、それを牛乳の入っ
たボールに入れて撮った写真です。撮った写真を柔らかいトーン になるように処理してから、Photoshopを使ってさらにソフトなイ
メージになるよう調整したのです。蛍光色の矢印は、テキストの 見た目と印象を明確にするために使われています。
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